更年期障害の原因

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更年期とは、卵巣の機能が衰えて停止するまでの期間のことで、だいたい50歳前後で閉経するのが一般的な傾向とすると、その前後10年くらい(40~50才位)でおこります。

この更年期といわれる期間では、卵巣の機能が衰えてくると同時に卵巣から分泌される女性ホルモン、特に卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量も低下していきます。この卵胞ホルモンの低下が脳の自律神経中枢の働きを混乱させるのです。
この自律神経中枢の混乱が更年期障害の大きな原因のひとつですが、その他に各人の人格(パーソナリティ)や、心理、社会的背景(家庭の問題、夫婦関係、子供の独立etc)などの環境変化も重要な発症要因と成り、両者が複雑に絡み合った結果として更年期障害と言われる諸症状が起こってくるのだとされています。

更年期障害の原因をまとめると、主に以下にあるような要因と過程が考えられます。

脳の視床下部からすぐ下にある下垂体を刺激するゴナドトロピン放出ホルモンが放出される。視床下部は卵巣ホルモンを調節するはたらきがあります。
矢印
下垂体からゴナドトロピンが分泌され、卵巣に対し、卵巣ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)の分泌を促します。
更年期障害
更年期に入ると、卵巣が老化し、卵巣ホルモンの分泌が減少します。すると、視床下部や下垂体から卵巣ホルモンの分泌を促す指令が出るが、だんだん応えられなくなり、視床下部が「なんとかしなくちゃ!」と興奮してしまいます。
更年期障害
視床下部の近くには自律神経を調整している中枢もあり、視床下部が興奮すると自律神経にも影響が出ます。すると、自律神経失調症に似た症状(のぼせやほてり、発汗、頭痛、イライラなど)が更年期の症状として現れてきます。

現実には、その人の人格(パーソナリティ)や、心理、社会的背景(家庭の問題、子供の巣立ちなど)、ストレスなども重要な発症原因となります。身体的原因だけではなく、生活環境や精神状態など様々な要因が絡み合っているので、更年期障害の原因はこれだと言えるほど、単純な話ではないようです。

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Filed under: 更年期障害 — admin 3:01 PM