若年性更年期障害(プチ更年期)

スポンサードリンク

「更年期」は閉経をはさんだ数年間をさします。加齢によって卵巣の働きが衰え、女性ホルモンのエストゲンが急激に減少するのに伴い、自律神経のバランスが崩れて、のぼせ・ほてり・肩こりなど不快な更年期障害の症状が表れやすくなります。
ところが最近は、更年期にほど遠い20~30代の女性にも、更年期障害そっくりの症状が出るケースが増えていて、若年性更年期障害(プチ更年期)と呼ばれています。若年性更年期障害(プチ更年期)は、心身のストレスや過労、極端なダイエツトなどによって、月経リズムをつくる脳の司令塔が混乱して起こります。
ひどい人では月経が止まってしまう場合も。ただ、「月経がなくて楽」などと放置すると、卵巣の働きがどんどん衰え、若くして本物の更年期になり更年期障害の症状に悩むなどという恐れもあります。

若年性更年期障害の原因

若年性更年期生涯卵巣機能には特に問題がない若い女性にとって、更年期障害と似た症状が起こるのは何故なのでしょうか。様々な要因が考えられるのですが、まず一番に考えられる原因に、ストレスによるものが考えられます。現代社会はストレス社会とまで言われるほどストレスの原因には事欠きません。うまく受け流したり気分転換ができれば良いのですが、なかなかそううまくはいきません。
これは、各人の性格にも深く関わることなのですが、特次に当てはまる人は、注意が必要でしょう。

太りすぎや痩せすぎの人

急激なダイエットなどによる痩せすぎやリバウンド、暴飲暴食による太りすぎは、ホルモンバランスを崩してしまい月経が止まることもあり禁物です。また、太りすぎの人の45%以上に排卵障害が見られます。月経不順や月経が止まることは私たちの身体にとって、良くない影響を与えます。平均的なな体重を維持していくことが大切です。

激しい運動をする人

スポーツを本格的に行っている人は、厳しいトレーニングや体重を制御するための食事制限を行っていることがままあります。あまりに激しいスポーツやそれに伴う食事制限は、肉体的、精神的な苦痛やストレスによりホルモンバランスを乱す原因ともなります。

喫煙者

タバコも吸いすぎは更年期障害云々以前に、体にとって好ましくありません。喫煙は、卵巣や各機能をめぐる血液の量を減少させ、ホルモン分泌に悪影響を及ぼします。ヘビースモーカー、特に女性の場合は本数を減らす(できれば禁煙しましょう。)など、健康管理に配慮することが大事です。

ストレス

女性の社会進出やライフスタイルの多様化にともなって、ストレスも増加傾向にあります。イライラしたり、業務上のプレッシャーや子育てや家事と仕事の両立などで、心身に及ぼすストレスは相当なものだろうと容易に想像できます。これらのストレスが原因となり、ホルモン分泌が悪くなり月経が止まる事も考えられます。また、生活のリズムが乱れている人もストレスの原因となるので注意する必要があります。

若年性更年期障害の症状

若年性更年期障害の一般的な諸症状は以下のようなものがあげられます。

  • 月経不順が続く
  • 寝つきが悪く、眠りが浅い日が多い
  • 腰や手足が冷えやすい
  • 動悸・息切れを生じることが多い
  • 些細なことでもイライラして、怒りやすい
  • 顔が火照ることが頻繁にある
  • 汗をかきやすくなった
  • 頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気などを生じることが多い
  • 肩こり、腰痛、手足の痺れや痛みがある
  • 身体がだるいことが多く、疲れやすい

上記の症状で、ご自分に該当する項目があるかをチェックしてみて、確実に自覚している項目が半分以上ある場合、一度婦人科などで専門医の診察を受けた方が良いと思われます。チェック項目が多いからといって若年性更年期障害であるとは言えませんが、万が一のことも考えられますし、全く違う病気を原因として生じている症状である可能性もありますので、やはり専門医に診察してもらうことが重要で、その後の安心感にもつながるでしょう。

若年性更年期障害の対策

月経リズムは、女性の体の状態を知るバロメーター。リズムが乱れたら、まずは基礎体温をつけ、低温期と高温期がきちんとあるかチェックしましょう。
もし、基礎体温が乱れていたら、生活習慣を見直しでみましょう。

特別なことではなく、充分な睡眠時間をとるなどごく普通の対策が最も効果的です。これは生活にゆとりをもたらすことにもなりストレスの軽減にも役立つでしょう。とにかく、まず第一に「自分の生活リズムを見直してみる生活改善」から始まります。

生活改善を3カ月程度行っても基礎体温が正常化しない場合は、原因を調べるために婦人科の受診をおすすめします。その際、基礎体温表を持参すると、医師が診断する際の助けになります。

スポンサードリンク
Filed under: 更年期障害 — admin 3:52 PM